食品輸送のパイオニア

近年、市民社会の成熟化に伴い、商品やサービスの選別、企業の評価に際して「企業の社会的責任(ＣＳＲ: Corporate Social Responsibility)」への取り組みに注目する人々が増えています。
地球温暖化の原因とされる温室効果ガスの排出、化石燃料の大量消費が、自然環境を礎とする食物の生産や摂取の体系に深刻な影響を及ぼしています。
また、長引く平成不況のなか企業活動の活性化を目的に規制緩和が進みましたが、コンプライアンス意識の乏しい過当競争により、社会保険料の未納問題や非正規雇用者の増加を生み、人々が健康で安心して暮らす社会的基礎である社会保障制度が大きく揺らぐ要因となっています。
加えて、ドライバーの心身を蝕む長時間労働や安全運行教育の不徹底も問題となっています。
このような状況のなか、私たち横浜低温流通は、食品物流というサービスを通じ、いかに社会的責任を果たしていくかを真剣に考えています。
そしてその解答の根本がコンプライアンスの尊重（法令遵守）であり、私たちが社会的責任を果たすうえでの基礎であると考えます。
当社は、環境面では、ハイブリッド車を導入、またエコドライブをWEB で一台ごとに記録。
社会保障や安全面では、厚生年金基金加入、退職金制度の充実、ドライバーは全員正規雇用、運行管理や安全教育の徹底、ドライバーの拘束時間を法令が定める範囲に厳守し健康管理を徹底すること。
それらは、公の資産である道路を通じてサービスを提供し、車を通じて多くの人々と接する物流事業者の責務であると考えます。
さらに、少子高齢化に伴い人々が年齢を問わず就労の機会を与えられ、女性が出産、育児休暇を取りやすい制度の導入、情報化社会の発達に伴い個人情報や顧客情報の取扱いの重要性など、社会が要請する諸課題に対応し、社会の様々な方々との対話を通じ、社会的な存在意義を見出していきたいと思います。

「生活を環境を守るために・・・」ハイブリッド車及び低公害車の導入により、地球温暖化等の環境問題に対し積極的に取り組んで参ります。